まず、自分たちの予算から考えます。
頭金の有無を元に住宅ローンの計画をたてることになります。住宅ローンでは金融機関によって金利や返済期間、条件などが異なります。借入する期間や金額をよく考えて住宅ローンを組むことが重要となります。
希望する土地の条件について整理しておきましょう。予算、広さ、勤務地や学校からの距離、駅からのアクセスなど生活面を意識した家族での話し合いが必要です。土地の希望がまとまったら、不動産会社に依頼し、物件情報を提供してもらいましょう。不動産会社により、保有している物件の種類は異なります。不動産のポータルサイトで探すなどして、複数社にお問い合わせしてみるのもいいでしょう。
土地探しのタイミングで探した不動産会社の中から、実際に施工をお願いする会社を決めます。施工会社の中にはハウスメーカー、フランチャイズ、工務店、建築家の4種類がありますので、ご自身に合う施工会社を厳選しましょう。この時点でお見積りをとって、比較検討の参考にするのも良いです。
まず、自分たちの予算から考えます。
頭金の有無を元に住宅ローンの計画をたてることになります。住宅ローンでは金融機関によって金利や返済期間、条件などが異なります。借入する期間や金額をよく考えて住宅ローンを組むことが重要となります。
全期間固定型の「【フラット35】」、民間金融機関による「民間ローン」、財形貯蓄をしている人対象の「財形融資」などの住宅ローンがあります。ご自分の返済能力、返済期間、金利などを確認し、自分にあったローンを申し込みます。
建て替えの場合は、着工前の解体工事があります。工事の騒音が心配なので近隣へのご挨拶はこのタイミングで行いましょう。賃貸と違い、これから先も長く住む場所です。工事の騒音などでトラブルにならないよう、心配りがあると安心です。
着工に伴い、日本の慣習である地鎮祭を行います。地鎮祭において施主さんが支払う費用は初穂料のみということが多いです。だいたいの場合、ハウスメーカーさんが神社へ申し込んでくれます。
着工後は基礎工事から始まります。工事が始まったからあとは建つまで待てばいい~...というわけにはいきません。時々、工事現場まで赴き、進捗確認を行いましょう。その際には職人さんへの飲み物や軽食の差し入れなどがあると大変喜ばれます。万が一、工事内容で気になるところがあったら、直接職人さんに言うのではなく、ハウスメーカーの担当者に伝えるほうがスムーズです。
また、基礎工事が完了し、骨組みや屋根が完成したら上棟式です。工事の終わりまでの安全を祈願します。地域によっては餅を撒いたりごちそうを振る舞う風習が残っているところもあるようです。
上棟式が終わり、付帯工事が完了した後、内装工事がスタートします。クロス張りや床材張りなどのほか、作り付けの家具などの内装、キッチンやトイレ、バスなどの設備機器も設置されていきます。家が完成するのも間もなくです。
工事が終了したら、施工会社による外構、建物のチェックが行われます。
仕様書、設計図通りに仕上がっているか、傷やミスがないか、設備が正常に動作するかなどを建築基準法に基づいて厳しく検査していきます。一緒に確認し、入居前までに気になるところなどは担当者に伝えましょう。また、引き渡し・引っ越しまでに家具などのインテリアを用意しましょう。
建てた家が、公的に自分のものと認めてもらうために登記が必要です。登記は土地家屋調査士や司法書士にお願いするため、登記に関する実費のほか、専門家への報酬が発生します。依頼先により異なりますが、30万円ほどが相場となっています。
ついに引き渡しです。夢にまで見たマイホームがついに完成しました。鍵と保証書、確認検査機関による検査済証を受け取り、あとは引っ越しを残すだけです。このときに渡された保証書には定期点検やアフターメンテナンスなどの詳細が記載されています。必ず確認しておきましょう。
完成した住宅へのお引越しです。大型家具や家電の搬入や電気・ガス・水道の開栓など、予めスケジュールを考えておきます。公共サービスへは引っ越しが決まった時点で開栓予約を行う必要があります。引っ越してから電気がつかないなどといったトラブルがないよう、忘れないようにしましょう。
だいたいのハウスメーカーが建築後、6ヶ月から定期点検を行います。その際に住んでからのトラブルや気になるところを担当者に伝えましょう。もし、定期点検前に問題が生じた場合にはハウスメーカーの保証を利用した修繕も可能です。