埼玉県は、人口約721万人で、県の総面積のうち1km²あたりの人口の割合が1,900人という日本国内で第4位の過密地帯である。内陸県のため貿易港等を有することはないが、首都圏の近郊農業の盛んな地域である。

県庁所在地であるさいたま市は内陸県で唯一の政令指定都市となっている。交通機関も発達しているため、都内へのアクセスも良好で近年では都内への通勤のために埼玉県への在住を選択する人も増えている。

海抜500m以上の山地がない日本で唯一の都道府県である千葉県。人口は約619万人。工業地帯が広がる東京湾沿岸には巨大な埋立地が広がり、石油コンビナートや製鉄所が立地している。

埼玉県と同様に東京都に隣接しているため、人口過密地域となっている。観光地やイベント施設も豊富でシーズンになると近県のみならず、他県から多くの観光客が流入する。

日本の首都東京都。隣県から通勤・通学する人も多く、総人口数より多くの人が集中している。観光名所もたくさんあり、国内だけでなく海外からの観光客をそこかしこで見かけることができる。

2020年には東京オリンピックの開催が決まり、また多くの人が流入する地域となる。大きな経済効果も期待でき、地域によっては地価の高騰も起こっている。

北関東と呼ばれる地域に属する茨城県は、人口約294万人であり政令指定都市を持たない県では最も人口が多い。 近年、つくばエクスプレスの開通や茨城空港の開港によりベッドタウンとしての開発が着実に進んでいる。

農業は日本屈指の生産性を誇っている。平地が県土の大半を占め、大阪に次いで2番めの森林率31％となっている。